ドローン2機を活用して、本土と離島に渡る既設線の撤去工事を行いました。
径間距離はおよそ700mもあり、ロープを海面に接触させず撤去するには、途中でロープを吊り上げる必要がありました。
そこで、弊社の空中吊金を装備したドローンを用いて、径間の中心でロープを吊り上げて撤去を行いました。
最終ロープの撤去作業では、撤去するロープの先端を繋いだドローンが発車すると同時に、回収リールでロープの撤去を開始します。
そして空中吊金車を装備したドローンは、中間でロープが海面に接触しないよう高度を調整しながら飛行します。
この空中吊金車工法により、500mを超える径間であってもロープを建物などの障害物に接触させることなく撤去することが可能です。
詳細は実績一覧表に記載しておりますので、ぜひご覧ください。
※空中吊金車工法及び撤去工法を特許出願中
径間距離 | 678m |
撤去ロープ | 2.5mmベクトラン |